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世界遺産   Heritage Info.


世界的にも貴重な世界遺産が数多くあるオーストラリア。
2007年5月現在、4つの複合遺産と11の自然遺産、1つの文化遺産があります。
一番多く人が訪れると思われるのが、シドニーから日帰りできる「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」でしょう。また、「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」の一枚岩(通称エアーズロック)も有名ですね。是非訪れて見て下さい。


①カカドゥ国立公園(複合遺産)
    Kakadu National Park

Date of Inscription: 1981  Extension: 1987, 1992

ノーザンテリトリー準州の最北部に位置するカカドゥ国立公園。日本の四国と同じくらいの2万㎞²と非常に大きい国立公園である。

マングローブの林、大湿原、熱帯雨林、草原、断崖絶壁と異なった自然景観が楽しめて、各種動物や珍しい鳥などに出会うことができると思います。私はエリマキトカゲを見ました。

ダーウィンからツアーが数多くでていて、アボリジニーの壁画「ノーランジーロック< Nourlangie Rock >」や「ウビルー< Ubirr >」、イエローウォーター、ジムジムフォールズ&ツインフォールズ(乾季のみ)など 主な観光箇所を巡るコースがあります。イエローウォーターでみた夕日はすごくきれいでした。体力的にはかなりの覚悟が必要で、岩場を登ったり、滝へは1時間ぐらい歩いていって泳ぐとか。大自然を満喫するには体力要りますよ。


②グレート・バリア・リーフ(自然遺産)
    Great Barrier Reef

Date of Inscription: 1981

東海岸北部に約2000㎞にもわたって続く大珊瑚礁地帯。面積は35万㎞²で、スケール大。ダイビングやシュノーケリングのポイントが数多く点在していて、ダイビングクルーズも数多くある。


③ウィランドラ湖群地域(複合遺産)
    Willandra Lakes Region

Date of Inscription: 1981

砂漠地帯に、4億年前の湖底がむき出しになったウィランドラ国立公園とその地域。中国の「万里の長城」のように続く大地には、太古の時代に生息していた生物や植物の化石が埋まっている。


④タスマニア原生地域(複合遺産)
    Tasmanian wilderness

Date of Inscription: 1982  Extension: 1989

タスマニア島の大部分を占めている原生林地区。1万㎞1²に及ぶ広大な地域に、古代杉などの原生林が険しい山々、谷や湖など多くの自然が残されており、島全体が神秘的な雰囲気を放っている。


⑤ロード・ハウ諸島(自然遺産)
    Lord Howe Island Group

Date of Inscription: 1982

2000mもの海底から火山活動によって形成された28の島々の総称。景観が美しく、また珍しい動植物が生息することから、島々全体が自然遺産となった。毎年世界各国から多くのネイチャリストが訪れる。


⑥中東部の多雨林保護区(自然遺産)
    Central Eastern Rainforest Reserves

Date of Inscription: 1986  Extension: 1994

シドニーからブリスベンにかけて点在する多雨林地区。バーリントン・トップス国立公園、ゴールド・コースト近郊のラミントン国立公園をはじめ、50ヶ所の公園施設や自然保護区が含まれている。


⑦ウルル-カタ・ジュタ国立公園(複合遺産)
    Uluru-Kata Tjuta National Park

Date of Inscription: 1987  Extension: 1994

大陸のど真ん中に忽然と現れる巨大な一枚岩、エアーズロック(アボリジニの言語でウルル)を擁する国立公園。”地球のへそ”を呼ばれ、1日のうち多彩な表情を見せるこの岩は、国の象徴的な存在。


⑧クイーンズランドの湿潤熱帯地域(複合遺産)
    Wet Tropics of Queensland

Date of Inscription: 1988

ケアンズやポート・ダグラス、クック・タウン周辺を含めた、クイーンズランド州北東部の熱帯雨林地域。ゴンドワナ古代陸から続く世界で最も古い森。世界最長のゴンドラ式ロープウェイがある。


⑨西オーストラリアのシャーク・ベイ(自然遺産)
    Shark Bay of Western Australia

Date of Inscription: 1991

パースから北へ約800㎞の位置にあるシャークベイは、地球生命の起源とされるストロマトライトの群生地、ハメリンプール <Hamelin Poolがあり、海洋生物の宝庫である。

3-6月にはジンベイザメ、8-10月にはザトウクジラが現れる。パースから北上しながらのバスツアーと飛行機を使った数多くのツアーがでている。


⑩フレーザー島(自然遺産)
    Fraser Island

Date of Inscription: 1992

全長123㎞、総面積1660㎞²、ハービー・ベイの沖合いにある世界最大の砂の島。土台は砂地だが、長年の年月をかけてできた亜熱帯雨林も存在。8-10にはホエールウォッチングも楽しめる。


⑪オーストラリアの哺乳類化石地帯(自然遺産)
    Australian Fossil Mammal Sites(Riversleigh / Naracoorte)

Date of Inscription: 1994

クイーンズランド州のリバスレーと、南オーストラリア州のヴィクトリア洞窟(ナラコート)。ここではオーストラリア大陸に生息する哺乳類の進化の歴史を物語る貴重な化石が次々と発掘されている。


⑫ハード島とマクドナルド諸島(自然遺産)
    Heard and McDonald Islands

Date of Inscription: 1997

パースの南西に約4100㎞、南極大陸から約1700㎞というインド洋にある島々。ハード島は起伏が激しく、マクドナルド諸島は岩でできているのが特徴。残念ながら次のマックォーリー島と同様に環境保護区の為、観光客の立ち入りが禁止されている。


⑬マックォーリー島(自然遺産)
    Macquarie Island

Date of Inscription: 1997

全長約34㎞、最大幅約5㎞という細長い島で、タスマニア島の南西約1500㎞、南極大陸から約1300㎞の海洋上に位置。地球上で唯一、マントルからの火山岩が地上に達している場所。残念ながら前のハード島とマクドナルド諸島と同様に環境保護区の為、観光客の立ち入りが禁止されている。


⑭グレーター・ブルーマウンテンズ地域(自然遺産)
    Greater Blue Mountain Area

Date of Inscription: 2000

シドニーの西約100㎞に位置し、車で約1時間ほどの所にある。標高1500m級の山々が連なる総称である。この地域には全世界の13%にあたる約90種のユーカリが生えており、野生生物もたくさん生息している。

電車ではカトゥーンバまでいって徒歩で約1㎞、現地には有料のエクスプローラーがあり、エコーポイントやシーニックワールドを回る。

ツアーでは数多くのコースがあり、サーっとみるなら半日コースで十分です。朝出発、はじめにキングステーブル、そしてエコーポイントからスリーシスターズを見て、シーニックワールドへ移動し、ケーブルカーとロープウェイに乗車。そして市内に戻るという感じです。更に奥にはメドロウバスの湯治場や、ブラックヒース、リスゴー、ジェノランケーブがある。

もちろんカトゥーンバにはYHAなど宿泊施設もあるので、ハイキングやゆっくり見て回りたいひとには宿泊してゆっくりするのもいいでしょう。


⑮パヌルル国立公園(自然遺産)
    Parnululu National Park

Date of Inscription: 2003

西オーストラリア北部のキンバリー地区にある国立公園で、秘境中の秘境と言われている。その中のバングルバングルは、3億5千年前から堆積した砂岩が隆起し、長年の風雨の侵食によってできあがった奇岩山脈。カナナラからツアーがあるが雨季には催行されない場合がある。


⑯王立博物会ビルとカールトン・ガーデンズ(文化遺産)
    Royal Exhibition Building and Carlton Gardens

Date of Inscription: 2004

1880年メルボルン万国博覧会のために建造。オーストラリアの文化遺産はすべて自然遺産と複合遺産だったが、この建物と庭園で西洋建築・景観設計として初めて単独の"文化遺産"に登録された。

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最終更新: 09/13/2007